2014年10月27日

慣用句5

前回、慣用句4の答えです。

①友だちとの約束を破ってしまって( 合わす顔がない )。

②お父さんはお母さんに頭が上がらない。今日も、お母さんの( 顔色をうかが )ってから出かけた。

③彼女は( 顔が広い )から、チケットが何枚も売れるだろう。

④あいつは自分だってやったくせに、( 涼しい顔 )して知らん顔している。

⑤みんなの前で大失敗をしてしまった。( 顔から火が出る )ほど恥ずかしい。

⑥よくもおれの( 顔に泥を塗 )ったな。許さんぞ!

⑦思いがけない反論に( 顔色を失 )った。

⑧彼女の病気が気になって、( 浮かぬ顔 )をしている優しい彼。

⑨盗んだ張本人のくせに( 大きな顔 )をしている。

⑩あの男は( 何食わぬ顔 )で大ウソをつく。


④ ⑨ ⑩は似たような感じですが、以下のように微妙に違います。
涼しい顔は、自分も関係あるのに、関係ないような振りをする
大きな顔は、悪いことをしながら平然としている
何食わぬ顔は、素知らぬ顔 知っているのに知らない振りをする

慣用句は、2つ以上の言葉が結びついて、
その全体が一つの意味を表すようになって固定したものです。

口、目、手、そして顔と書いてきました。
身体に関するものだけでも、まだまだたくさんあります。
が、とりあえず、今回でいったんおしまいにします。
また、気が向いたら書くかもしれませんが。

人間は言葉を使って思考します。
たくさんの言葉を知っていれば、それだけ広く深く考えることができるわけです。

言葉から世界を広げていきましょう!





posted by ポピンズ at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉から世界を広げよう! | 更新情報をチェックする

2014年10月11日

慣用句3

10年ほど前の生徒の思い出です。

中3秋になって、
「そろそろ、目の色を変えて勉強に打ち込むときだよ」
と話をしました。

すると、その男子生徒が、
「先生。カラコン(カラーコンタクト)を入れたらいいですか?」
と真顔で質問しました。
普段はけっこう冗談を言う子なので、
「そうだね~」なんてこちらも冗談を言ったのですが、どうも冗談ではなさそうです。
「目の色を変えるって意味分かる?」と聞いたら、
「だから、カラコンを入れるのかなって・・・」
という返事。

おっと、目の色を変えるの意味が分かっていないのか~と、
びっくりもし、あきれもしました。

その彼は、今は学校の先生をしています。
ことわざの意味、少しは分かるようになったかな~?


さて、前回の答えです。
①目がない  (10)とても好きであること
②目が高い  (2)良いものを見分ける能力がある
③目を三角にする  (7)怒った目をする==目に角をたてる
④目は口ほどにものを言う  (1)言葉でごまかしても、目に本心が表れる
⑤目から鼻へ抜ける  (5)利口で機転が利く 抜け目がない
⑥目を皿にする  (4)驚く様子 物を探すときの様子
⑦目が点になる  (9)驚きあきれかえる表情
⑧目の中にいれても痛くない  (6)子どもなどを非常にかわいがる様子 
⑨目くじらを立てる  (8)ささいなことをとがめる 
⑩目の色を変える  (3)怒ったり、夢中になる様子


次は、手を使った慣用句です。
次の意味の慣用句を下から選んでくださいね。

ア 関係を絶つ
イ 人手が足りない どうしようもない
ウ 世話が焼ける
エ 直接出来ないことを人を介してする ひそかに準備をしておく
オ 相手の出方に対して、その手口には引っかからない
カ 物事が自分の能力以上で対応できない
キ 好ましくないことを自ら行う
ク すぐ目の前にあるかのように、はっきりわかること
ケ 心にやましいことがなく、堂々として
コ 気にかかることなどがあって集中できない

①大手(おおで)をふって 
②手を切る 
③手がつかない      
④手が焼ける   
⑤手をよごす       
⑥手を回す 
⑦手が無い        
⑧その手は食わない 
⑨手に取るように  
⑩手に余る

posted by ポピンズ at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉から世界を広げよう! | 更新情報をチェックする

2014年10月09日

七草

秋の七草って、知ってますか?

春の七草は聞いたことがある人も多いと思いますが、
秋にも七草があるのです。

萩(はぎ) 尾花(すすき) 桔梗(ききょう) 撫子(なでしこ)
女郎花(おみなえし) 藤袴(ふじばかま) 葛(くず)
この7つの草花です。
20140930_134930.jpg
上の花には、藤袴(右)が入ってます。

覚え方は『ハスキーなおふく』あるいは
『お好きな服は』で覚えると良いと聞きました。

その昔、山上憶良(やまのうえのおくら)という歌人が詠んだ歌に出てきた七草のことを指します。

野山に咲いている草花で、鑑賞したり供えたりするものです。
でも、現在は、数が減ってしまい、絶滅危惧種になりかけているものもあるそうです。


春の七草は、1月7日に七草粥にして食べるお家もあるでしょう。
今は、セットにして売られていたりします。

すずな(かぶのこと) すずしろ(大根のこと)
芹(せり) なずな(今のペンペン草)
ごぎょう はこべら 仏の座


これらはみんな食べられる草(野菜)で、食物繊維やビタミン類が豊富です。

こちらは、リズムをつけて軽快に覚えるのが良いようです。

ところで、どうして七草粥にして食べるのでしょう?
お正月にご馳走を食べて弱った胃腸を休ませ、
寒さの中、風邪をひかないようにビタミンをたくさん採るためと聞いています。

昔の人の生活の知恵ですね。
江戸時代、将軍も武士たちもみんな七草粥を食べていたそうです。
posted by ポピンズ at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉から世界を広げよう! | 更新情報をチェックする
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