残念ながら、たくさんの方に観にきてもらうというわけにはいきませんでしたが、
観てくださった方々から、
「心に響いてくるものがありました」
「知らないことがたくさんあって、聴いて良かったです」
「思わず涙が流れました」
などなどの感想をいただき、やって良かったなと思いました。
20歳代の男性は、
「僕たちやもっと若い人が観るべきじゃないかと思いました」
と言っていました。
ご夫婦で来られた方は、
「子どもを置いてきたけれど、連れてくれば良かった」と。
私は、子どものときにこそ、
こういった作品に触れることが大事だと考えます。
戦争や平和・命に関する作品、いわゆる重いテーマの作品です。
もちろん、教科書にも載っているので学ぶ場はありますが、
学校でとなると、よほど上手く扱わないと、
単なる勉強の一つになってしまい、心に響きにくいのが実際です。
読書もいいけれど、
演劇とか、映画とか、朗読とか・・・
表現されたものに触れることで、感動はより大きくなります。
ずっと前には、塾の生徒たちで、
戦争に関する作品の紙芝居作りをしたことがあります。
地雷についての絵本を群読(みんなで読む)したこともありました。
その時に参加した生徒が、大人になってから、
「あのときのことがすごく影響していて、大学へ行っても、
戦争や平和について考えることができました」と言ってくれました。
さて、今回の朗読劇。
自分たちが当初思っていたより、良い作品になりました。
「ここで終わってはもったいない!」という声も聞こえてきています。
まだ不確かな話ですが、
来年、移動公演(あちこちへ出向いて公演する)をやろうかという話も出ています。
もし、そんなふうになったら、
高木教室で公演をしてもらいたいと思っています。
今回、興味があったけど行けなかったという人はもちろん、
全然興味も関心もないわ、という人にもぜひ観てもらいたいと思います。
来年の話をすると鬼が笑う?
もう今年も1ヶ月を切りましたから、大丈夫ですよね(笑)