島根ってどこにあるか知っていますか。
けっこう知らない人が多いのだそうです。
タイトルの
『鳥取か島根か、そこら辺へ行ってきました』
というのは、お土産の名前です。
そんな名前がついてしまうほど、
多分、鳥取も島根もはっきり知られていないということでしょう。
ここ中津川からは、
名古屋まで電車に乗り、名古屋から岡山まで新幹線に乗り、
岡山からは、特急電車で2時間半もかかって、やっと松山に到着です。
岡山から、中国地方を横断(地図でいうと、下から上に移動)するのです。
所々には少し広いところ(町)もありましたが、ほとんどは山あいを走っていきました。
この辺りとそんなには変わらない感じでした。
1日目は、松山城を見学しました。

忍者に出会ったので(まつえ若武者隊の1人だそう)、お城の詳しい話を聞きました。
堀尾吉晴という城主は、尾張(愛知県)の出身で、
元々は豊臣秀吉の家来でしたが、関ヶ原の合戦時に徳川家康側につき、
ほうびに、松江をもらって築城したのだそうです。
宍道湖という湖のそばです。
沼地だったのを5年で干拓したそうで、機械もないその時代に、
5年という短い期間で干拓をしたのは驚きだと話してくれました。
二日目は、日本庭園で有名な足立美術館と、
ゲゲゲの鬼太郎の作者、水木しげるの故郷、境港へ行きました。
水木しげるロードという観光地になっています。
「ゲゲゲの女房」というドラマで、一時はすごい人気になったところですが、
ちょっと衰退し始めていました。
三日目に、やっと主目的の出雲大社へ行きました。

縁結びの神様として有名ですね。
そして、最近は、
皇室の典子様と出雲大社の神主の息子(千家国麿)さんが結婚したので、
ニュースで見た人もいるでしょう。
縁結びと言うと、結婚を思い浮かべますが、
家族との縁、友だちとの縁、仕事との縁など、様々な縁結びと考えるのだそうです。
(おみやげ屋さんのおじいさんに話してもらいました)
その出雲大社の中で、突然私の名前を呼ばれました。
びっくりして振り向くと、
なんと、知り合いがそこにいたのです。
ご主人と2人でいらしたそうですが、
広い境内の中で、ほんの1,2分違えば、出会うことはありません。
これは偶然? 必然?
今は知り合い程度の仲ですが、今後何かでつながりが出来るのでしょうか?
不思議な体験でした。
島根県、私も鳥取の隣り、日本海に面しているくらいしか知りませんでしたが、
今回行ってみて、地理的なことが少しは分かりましたし、
距離は遠いですが、身近に感じることもできました。
実際に行って触れてみることはとても大事なことだと、改めて思いました。