2016年01月14日

市長選に思う

17日は市長選です。

中学3年に「17日は何があるのでしょう?」と質問しました。

数人が「市長選挙」と答えましたが、知らないという生徒が多かったです。


私も偉そうなことは言えません。

中学生の頃、高校の頃、いえ20歳代になった頃でも、

政治や選挙に興味を持っていたわけではありません。

政治はどこか遠いもの、誰か偉い人がやるものという感じがしていて、

自分にはあまり関係のないものという認識だったように思います。


でも、だんだん歳を重ねるにつれて、

政治の善し悪しが自分たちの生活に直接降りかかってくるし、

安心して日々の暮らしが出来るためには、

政治はとても大事なものだということが分かってきました。

私たちが無関心でいるうちに戦争が始まるかもしれないし、

知らないうちに損をしてしまうということは有り得ます。


選挙権が18歳に引き下げられたのですから、

中学生くらいから政治や選挙に関心を持つことは必要なことです。


この前ある記事で、どこかの国で11歳の子どもが

「私は選挙権がないけど、国民としての主権はある。

 私の思いを投票に行く人に伝えたい」

と選挙に行く人に、○○に入れてねとお願いしたという内容を読みました。



今回の選挙には27歳という若い男性が立候補しています。

最初、そのことを聞いたとき(11月頃でした)、

「素晴らしいことだな~」と思い、応援してあげたいと思いました。

でも、一方で「その若さで立候補を思い立ったのは何故だろう?」と不思議にも思いました。


だんだんといろいろな情報が耳に入ってきました。

10日に告示されてからは、新聞記事でも公約が書いてあります。

それらの情報に触れるうちに、考えも変わっていきました。


若いってことは素晴らしいこと。

若い人に頑張ってもらうことはすごく大事なこと。

でも、若さだけでは乗り越えていけないこともあるのではないか?

何と言っても経験不足は否めない。



27歳の立候補者には、

4年先に「この人にこそ任せたい!」と言ってもらえるように、

地域に密着した活動を地道にしてほしいなと思います。

そんな意味での応援をしたいと思っています。


ぜひお家でも選挙のことを話題にしてみてください。

それが、子どもの生きていく力を付けることにも繋がります。




posted by ポピンズ at 11:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会に目を向けよう! | 更新情報をチェックする

2016年01月11日

夢を叶える(2)

トモ君のお母さんから、受験する科をどうしたらいいですか?と電話があったのは、

願書を出すギリギリの時でした。

学校の先生からは、生活科は無理だから福祉科に変更するようにと言われたそうですが、

トモ君はガンとして、「ぼくは福祉には興味はない。いやだ」と言うのだそうです。

私は「生活科がダメでも福祉科で合格できる(福祉科は定員割れ)ので、チャレンジしてはどうですか」と言いました。

自分が納得していないと、入学してから続かない可能性があると思ったからです。

落ちてしまったのなら仕方がないと諦められるかもしれない。

でも、チャレンジもしないで福祉科に変えたら、一生後悔するかもしれない。


そして、トモ君は、みごと合格しました!!

卒業を祝う会には、お母さんと作ったたくさんのお菓子を持ってきてくれました。

嬉しそうな顔を思い出します。


その後1年くらいした時に、スーパーでお母さんとバッタリ出会いました。

「トモは、友だちがいっぱい出来て、毎日楽しくやっています。

 相変わらず勉強はしないですけどね~」とお母さんが話されました。


チエ子さんとそんな思い出話をしている中で、

「トモ君は今どこにいるのですか?」と聞いてみました。

実は高校を卒業後、きっとどこかに就職しているのでは?と思っていたのです。

チエ子さんの言葉を聞いて私は正直びっくりしました。


「この春から岐阜のお菓子屋さんに就職が決まってね~」

「パティシエになる何とかっていう専門学校へ行ったんやよ」



話を聞いているうちに、腕がぞわぞわっとなるのを感じました。

トモ君は夢を叶えたんだ!

すごいな~!すごいな~!


トモ君は、人より少し成長が遅い子でした。

勉強ができないことで、友だちからバカにされたり、

先生からも心ない言葉を言われたりしたこともありました。


そんなトモ君が、高校へ行って友だちがたくさん出来て、

「ケーキを作る人になりたい」という小さい頃からの夢を叶えようとしているのです。

もちろん、これからの方が大変かもしれません。

がんばってほしいな~と、心から応援したい気持ちです。


チエ子さんには別れ際に、こうお願いしました。

「トモ君がケーキを作るようになったら、
  岐阜まで買いに行くからねとお伝えください」と



posted by ポピンズ at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のあれこれ | 更新情報をチェックする

2016年01月09日

夢を叶える(1)

2016年も十日過ぎてしまいました。

少々遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願い申し上げます


秋頃からブログの更新が出来なくなってしまいました。

忙しかったというのも原因の一つですが、

精神的に余裕が無かったという方が、大きな原因です。

今年は、ゆとりを持って暮らしたいと思っています。


さて、初ブログは何を書こうか?と考えていてなかなかこれだ!と決まらないまま、

10日が過ぎてしまったのですが、

今日、初ブログにはピッタリのお話が飛び込んできました。



年に一度だけ出会う、知り合いと言うほどでもない関係の人がいて、

その人(仮りにチエ子さんとします)に1年ぶりに会い、1時間ほど話をしました。

近況報告などをした後、チエ子さんが「あなたは塾をやっているのですよね」と聞きました。

「私の姪の子どもがお世話になったそうなんです」とのこと。

誰のことかな?と名前を聞いたら、現在二十歳の教え子の名前が出てきました。


その子はトモ君(仮名)といい、中2の途中から入塾してきました。

性格は穏やかで人懐こい子でしたが、勉強はチョーのつくほど苦手でした。

他の塾に行っていましたが、着いていけなくて辞めざるを得なかったそう。

このままでは、高校に行けなくなってしまうと心配したご両親が、

どこか良い塾はないかと探していて、たまたま元塾生のお母さんから紹介されたそうで、

問い合わせがあり、本人にやる気があったので入塾してもらいました。


トモ君は数学も英語も基礎が出来ていませんでした。

数学は、正負の計算も正しく出来ないレベルでした。

英語の方が少し点数は良かったと記憶しています。


そんなトモ君の趣味はお菓子作りでした。

お母さんもお菓子作りが得意で、2人で作ったから食べてと、

クッキーやマドレーヌなどをよく持ってきてくれ、他の塾生もいつも楽しみにしていました。

そして、トモ君の夢は、パティシエになることでした。

農業高校の食品化学科へ入学して、その後専門学校などで学んでパティシエになりたい!

そんなことを夢見ていました。

でも、勉強に対する集中力は低く、すぐに飽きてしまうし、

やる気はあっても基礎が出来ていないので、自分で勉強するのは無理という感じでした。


入塾してから、少しずつ計算が出来るようになっていきました。

実力テストでは、最初の計算問題は点が取れるようになりました。

3年生になってからも休まず通ってきて、夏休みや土曜日の補習にもほとんど来ました。

そして、定期テストではそれなりに点が取れるようになりましたが、
(と言っても平均点には及びませんでした)

実力テストでは、良くても180点くらい。悪いと150点も切ってしまいました。

そんな状態なので、進路相談では「農業高校は絶対に無理!」と言われ、

他の高校の生活科に志望校を変更しました。


それでも、その生活科が定員オーバーしそうだと分かると、

定員割れする福祉科への変更を勧められたのです。

学校の先生からは「毎日5時間勉強しないと受からんぞ」と毎日のように言われていました。

でも、トモ君にとっては、何をどう勉強すればよいのかもわからないのに、

毎日5時間勉強するなんてことはとても無理なことでした。

私は、英語はこれを練習して書けるように、数学はこれをやりなさい、

理科と社会は覚えるところをかなり絞り込み、ここだけは覚えるように、

などと細かく指示してやらせました。

冬休み明け、志望校を決めるときに、お母さんから電話がありました。

「本人は、絶対生活科を受ける!と言ってききません。大丈夫でしょうか?」

              (2)へ続く















posted by ポピンズ at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々のあれこれ | 更新情報をチェックする
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