2015年09月05日

ムリムリ! 絶対無理・・・?

小学6年生の子どもたちに、
都道府県名覚えをさせようと、プリントを配った時のこと。

都道府県名覚えのプリントを配布して、最初は一緒に
「北海道はどこ?」
「ここ!すぐわかる!」
「じゃあ、北海道の県庁所在地は?」
「あっ、札幌や」
などとやっているうちは良かったのですが、

「3週間後にテストをしまーす」と言った途端、
「ムリ~~!」「絶対ムリ~」と大合唱されました。


今年の6年生は8人いますが、
そのうちの大半が、お母さんが申し込みに来られた時に、
「うちの子、集中力はないし、勉強が苦手」という意味の話をされた子どもたちです。

集中力もやる気もないと思われていた子どもたちでしたが、
緊張していたこともあって、
最初の授業ではものすごく集中して取り組めたので、
「すごい!すごい!」と誉めまくりました。

その後も6月頃までは、落ち着いて勉強していましたが、
回数を重ねていくうちに凍みもとけ、
段々本性?が現れてきて、手遊びしたりふざけたりするようになってきました。
それでも、計算などは一生懸命やるし、
宿題もちゃんとやってきていて、力はついてきていました。

私が一番気になったのは、
何に対しても、まず最初に「無理」「できん」と言うことです。

分数の計算も、プリントを配布すると、一目見て難しそうだと思うようで
「無理や~」「こんなのやれなんて、地獄や~」とまで言って、拒否しようとします。

ところが、やらせてみると結構スラスラできるのです。
「あっ、出来た!」
「思ったより簡単やった!」
もちろん、それまでに簡単なものから順番に少しずつ難度を上げて
練習してきたからできるようになったのです。

けれども、子どもたちは、
自分が勉強が苦手、出来ないと思い込んでいるから、先のような反応が出てしまいます。


都道府県名覚えも無理だと思い込んでいるし、
最初から努力しよう、頑張ろうとは思わないのです。

そこで、
「何で無理やと思うの?」と聞きました。
すると、
「だって、無理やも・・・」と言うばかり。

私が話したことは次のようなことです。

やる前から無理と決めつけていたら、やれるものもやれないんだよ。
分数の計算も、最初はムリ~って言っていたけど出来たじゃない?
暗唱だって、枕草子をちゃんと言えるようになったじゃない!
最初から出来る!って思ってた?

首を振る子どもたち。

まずは、頑張って覚えてみようよ。
頑張った結果、覚えられなかったらそれは仕方がない。
でも、やりもしないで無理と思い込むのって残念だと思うよ。


自己肯定感の低い子がけっこういます。
自分はダメな子だと思っています。
勉強が苦手=ダメな子と思っているのです。
それは、親や周りの大人が、そういうメッセージを発しているからです。

そんな子どもたちに、
やれば出来る!という経験を積ませて、
たとえ高い点数は取れなくても、少しでも自信をつけさせたい。
これって、勉強に限らない。
挑戦する意欲を持った人になってもらいたいな。
そんなことを思って、日々子どもたちと過ごしています。


posted by ポピンズ at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強について | 更新情報をチェックする
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