2015年01月19日

大学入試改革

昨日今日は、大学のセンター入試でした。
今年は56万人が受験したそうです。

このセンター入試、1990年に始まったので、
25年の歴史があります。
その前はおよそ11年、共通一次試験というものがありました。
(私は共通一次試験も無い時代。国公立大学は、
 前期後期制で2回受験チャンスがありました)
共通一次試験が、私立大学も含めてセンター試験に移行したのです。

大学入試試験に関しては、知識偏重だとの批判があります。
また、全体的に学生の学力が低下しているとも指摘されています。
そこで、「中央教育審議会」が大学入試改革の答申案をまとめました。

一言で言うと、
思考力や判断力を多面的に評価する「知識活用型」にするということ。

ポイントは次の3つです。
(1)センター試験を廃止して、知識の活用力を問う
「大学入試希望者学力評価テスト」を、年に複数回実施する。
(2)高校在学中に、学習の到達度をはかるために
「基礎学力テスト」というテストを年に2回程度実施し、
進学や就職時の証明書として使えるようにする。
(3)大学は、個別試験では筆記だけでなく、小論文や面接など、
様々な方法・物差しで学生を丁寧に多面的に評価する。

これにより、学力の底上げをし、学習意欲も高めるというねらいも
達成されると考えられていますが、
問題も多くあり、実現可能なのかが不安視されています。

一つは、高校生の負担が増えるのではないか?というもの。
中間・期末テストに加えて、
「基礎学力テスト」なるものを、年に2回ほど受けなければなりません。
就職にも活用するとなると、職業高校でも全員受験が必要になります。
そのために勉強量が増え、学力もアップするかもしれませんが、
年中、テストに追われてしまうことで、
部活動や友だちとの交流など、勉強以外の高校生活が充実できるのか?
高校が予備校化してしまうような不安もあります。

もう一つは、受験をさせる大学側の問題と、テストの中身です。
小論文や面接を、すべての受験生に課すとすると、
受験者が多い私立大学の負担は膨大になります。
また、知識活用型とはどんなテストにすれば良いのか?
具体的な案は示されていませんので、
果たして実現可能なのか?はっきりわかりません。

今のところ、現在小学校6年生が大学入学の時から
変更になるようです。
気になりますよね。

今のセンター試験には、確かに問題もありますので、
改革は必要だと思います。
でも、ゆとり教育も法科大学院制度も、失敗に終わっています。
教育制度が変わるたびに、影響を受けるのは子どもたちです。
少しでも悪い影響が出ないような、
失敗にならないような改革をしてほしいものだと思います。












posted by ポピンズ at 00:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強について | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。