①友だちとの約束を破ってしまって( 合わす顔がない )。
②お父さんはお母さんに頭が上がらない。今日も、お母さんの( 顔色をうかが )ってから出かけた。
③彼女は( 顔が広い )から、チケットが何枚も売れるだろう。
④あいつは自分だってやったくせに、( 涼しい顔 )して知らん顔している。
⑤みんなの前で大失敗をしてしまった。( 顔から火が出る )ほど恥ずかしい。
⑥よくもおれの( 顔に泥を塗 )ったな。許さんぞ!
⑦思いがけない反論に( 顔色を失 )った。
⑧彼女の病気が気になって、( 浮かぬ顔 )をしている優しい彼。
⑨盗んだ張本人のくせに( 大きな顔 )をしている。
⑩あの男は( 何食わぬ顔 )で大ウソをつく。
④ ⑨ ⑩は似たような感じですが、以下のように微妙に違います。
涼しい顔は、自分も関係あるのに、関係ないような振りをする
大きな顔は、悪いことをしながら平然としている
何食わぬ顔は、素知らぬ顔 知っているのに知らない振りをする
慣用句は、2つ以上の言葉が結びついて、
その全体が一つの意味を表すようになって固定したものです。
口、目、手、そして顔と書いてきました。
身体に関するものだけでも、まだまだたくさんあります。
が、とりあえず、今回でいったんおしまいにします。
また、気が向いたら書くかもしれませんが。
人間は言葉を使って思考します。
たくさんの言葉を知っていれば、それだけ広く深く考えることができるわけです。
言葉から世界を広げていきましょう!